追及したのは美しさと高い強度
この『黒燻』は、高温の1080度まで焼き進め、その後冷まして900度で『燻化』、炭素膜を作り、そのまま600度まで来た時に一気に空気を入れて再び焼くことによって2度焼き状態となり、土の中深く焼きこまれることにより完成しました。
このようにして作られた黒燻瓦は高い強度があり傷が付きにくく、塩害地、北海道や東北などの耐寒冷地でも高く評価され採用されております。
黒燻瓦の強み
淡路島の土を極限まで焼き締めることで、高い強度を可能にしました。施工中も傷がつきにくく大変よろこばれております。
寒冷地・積雪地でも凍結による瓦の損害が起きにくいため北海道・東北などで耐寒冷地性能を評価され採用されております。
黒燻瓦は、濡れても吸水しにくいため塩害地にも適しており、冷害や海岸付近に多い塩害でも採用されております。
新しいのに古瓦のような風合い。
新感覚の和風建築へ。
新しいのに数十年の経年変化した古瓦のような風合いをもつ黒燻瓦は、日本家屋の屋根葺き替えや、古建築の修復等に多く使用されております。
また、近年では「黒艶消し」の特長を活かして新しい感覚の和風建築へも採用され『古瓦』のような古色の真っ黒な持ち味を活かして景観保存地区での使用や店舗での使用、海外でも高い評価をいただいております。
納品の流れ